1. トップページ
  2. 食べ物・栄養
  3. コラーゲンを食べても肌に効果がない…は嘘だった!?

コラーゲンを食べても肌に効果がない…は嘘だった!?

  • コラーゲンは肌に届かない?
  • コラーゲン効果の実感が否定出来ないのはなぜ?
  • 効果が期待できる?コラーゲンの食べ方

コラーゲンは肌に届かない?

コラーゲンを食べるとお肌プリプリになる!というイメージはもはや昔のものになりつつあるのではないでしょうか?

コラーゲン鍋、すっぽん鍋など、居酒屋などで美肌鍋として一時期大人気になりましたよね。でも、TVや雑誌などで、コラーゲンは食べても肌に直接届かない、だから美肌効果、乾燥肌改善効果は思い込みのプラシーボだと。

確かにこれは間違っていません。コラーゲンはそのまま肌に届くことはありません。なぜなら、コラーゲンというのは、必ず胃腸で分解されるからです。分解された状態がアミノ酸。だから、アミノ酸として体内に吸収されるため、都合よく肌のコラーゲン組織として活躍してくれることはありません。

たんぱく質 → コラーゲン → アミノ酸

基本的にこのように細かく分解されるもので、コラーゲンは肉や魚などから食べるより、より効率的にアミノ酸を摂取できるという点に留まります。

そして、吸収されたアミノ酸が、肌の真皮層にあるコラーゲンとして再合成されるかどうかは、体次第でコントロールできるものではありません。

コラーゲン効果の実感が否定出来ないのはなぜ?

でも、コラーゲン豊富な食事をした翌日や数日はお肌がぷりぷりしたような、いつもより乾燥を感じないような気が否定できないのは事実です。思い込みだけで完璧に否定できるとかというと結構難しい実感もあったりします。

この点が謎でしたが、最近ではコラーゲン効果が違う観点から見直されています。

これまではコラーゲンがそのまま肌の素になるという考えで、それが今否定されている段階です。そして今現在、コラーゲンは、体内に入るとコラーゲンを作り出す線維芽細胞の活動を刺激する、その結果、肌にコラーゲンが増えるのではないか?という成長因子の役割があるという考えに至っています。

コラーゲンは胃腸で分解されアミノ酸になりますが、この際にある一定の形式を残して分解され、それが細胞の生成・成長を促す刺激となります。

さらに、この特定の形式構造のアミノ酸は、細胞が新しく必要な部分には成長を促し、破壊してはいけない部分には破壊をさせないように働くとされています。つまり、肌にとって言えば、美肌のために攻守一体の効果をもたらしてくれるというわけです。

これらは各種実験で明らかな違いが出ており、コラーゲンは肌にとって栄養補給でしかない、というこれまでの定説を覆すものです。

似たものとしてプラセンタがあります。プラセンタも栄養補給でしか考えられないところ、実際は更年期障害や若返りなどで幅広く使われており、病院でも注射で打ってもらえるほと認知されています。このプラセンタ効果も細胞の成長を促す成長因子の機能があるのでは?と考えられています。

効果が期待できる?コラーゲンの食べ方

この新しいコラーゲン効果は、何も特別なコラーゲンを使って実験されたものではありません。極々一般的なコラーゲンです。

厳密に言うとコラーゲンペプチドです。コラーゲンペプチドというと特別な感じがしますが、一般的に販売されているコラーゲンサプリメントやドリンクに含まれているのはほぼ間違いなくコラーゲンペプチドです。ペプチドというのはどこまで分解されているか、という構造の状態のことと思ってください。

そしてこのコラーゲンペプチドを食べる量ですが、実験で効果的だったのは毎日5gでした。あまり少なすぎると結果が低くなるようです。

5gというと小さな小さじ一杯程度なので、これまでコラーゲン対策をしてきた人ならそれだけ?と思える量でしょう。ただ過剰に食べたとしても、成長因子効果の観点から考えると意味がないと思われます。ただ、肌や髪の毛の材料となるアミノ酸になるので、肌のための栄養補給という意味では効果があります。

そして何より続けるということが大事。コラーゲン鍋やすっぽん鍋は翌日から効果があるような気がしますが、本当のコラーゲン効果を引き出すには最低2週間以上は続けないといけません。肌が成長して生まれ変わるのに最低1ヶ月かかるので、もし効果があればその半分の2週間くらいで徐々に違いが分かってくるようになります。

あまりサプリメントに頼りすぎるのはよくありませんが、コラーゲンはたんぱく質を分解したものなので、食品として食べるものなので特に問題はありません。食べ方は人それぞれ好きな方法でいいでしょう。

特に普段肉や魚、豆類などたんぱく質豊富な食品が苦手、食が細いという人には、既に分解されているコラーゲンは胃腸に負担をかけずに必要量を簡単に毎日補うことがができます。

バランスの取れた食事をしている人ほど肌が綺麗で乾燥知らずなことが多いのは、自然にコラーゲンの新しい効果を毎日取り入れていた結果なのかもしれませんね。

関連ページ

コラーゲンで保湿は乾燥肌に有効か?