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乾燥して顔がかゆい症状は保湿で治る?

  • かゆくなるのはなぜ?何がどうなっているの?
  • どうすれば治るの?かゆくならないの?
  • オイル保湿ではかゆみは収まらない
  • かゆくなるのは我慢、放置しても大丈夫?

かゆくなるのはなぜ?何がどうなっているの?

寒い季節になってくると肌がチリチリかゆくなることがあります。特に顔の頬など皮膚が薄いところがかゆくなりやすくなります。

保湿化粧品で保湿しようとした余計にかゆくなって、この化粧品は肌に合わないな~ということで乗り換えを繰り返している人は多いでしょう。でも何がどうなってかゆくなっているのか分かるでしょうか?

肌がかゆみを感じるというのは、アレルギー反応を起こしている場合と。かゆみを感じる神経が肌表面近くにまで伸びて敏感になっている場合の二種類あります。

一つ目の場合は何がアレルゲン(アレルギー反応の原因となる物質・抗原)なのか分かれば解決できます。しかしアトピー性皮膚炎がなかなか治らないように、何に反応しているのか突き止めるのがとても難しくなっています。

ましてや保湿化粧品のように様々な成分が入っていると、A化粧品はかゆくなった、B化粧品はかゆくなかった、C化粧品はかゆかった、ではABCで共通していない成分はどれか?などと絞っていかないといけません。しかしそれは非常に困難です。

もしアレルギー反応であるなら、一般的な保湿化粧品は使うことはできません。仮に敏感肌専門ブランドのものであってもかゆくなることは十分ありえます。

どうすれば治るの?かゆくならないの?

逆にかゆみを感じる神経が肌表面近くにまで伸びているケースは対策ができます。

本来、肌にかゆみを感じる神経は、真皮層と表皮の境目辺りにまでしか伸びていません。表皮は角質層(角層)、顆粒層、有棘層、基底層となっており、化粧品成分は一般的に角質層までしか浸透しないということになっています。

かゆみを感じる神経は普通は表皮の一番底の基底層あたりまでしか伸びていません。なので化粧品成分に反応することは普通ありません。

ところが、肌が乾燥するでこの神経がニョキニョキと肌表面近くまで伸びてしまいます。となると、化粧品成分がこの神経に届いてしまいかゆみを感じてしまうということになります。

だからこの原因の場合は、肌の保湿をすることで神経を元の位置に戻すことが可能とされています。

乾燥肌の原因は肌角質層に細胞間脂質、つまりセラミドが不足することで起きます。セラミドが不足すると肌水分量が減少してかゆみ神経が伸びてくるだけでなく、角質細胞の隙間が開いてしまい、外部刺激が肌奥に届きやすくなります。

つまり、乾燥するとかゆみ神経が伸びてかゆくなりやすいだけでなく、かゆみ原因となる刺激も感じやすくなり、Wでかゆみ症状が出やすくなるというわけです。

オイル保湿ではかゆみは収まらない

アボカドオイルやホホバオイル、スクワランオイルといった人間の皮脂に近くて無害なオイル保湿も人気ですが、オイル保湿だけやっても乾燥肌症状は治らず、かゆみ神経は奥に引っ込みません。

皮脂不足を補うオイル保湿の乾燥肌改善効果

皮脂というのは保湿機能があっても全体の数%しか発揮しておらず、かゆみ神経が伸びてくる原因となる角質層の水分量アップにはあまり貢献してくれません。

あくまで肌水分量を上げることが重要なので、細胞間脂質という物質(主にセラミド)を角質層に増やすことを心がけましょう。

細胞間脂質が乾燥肌改善に不可欠な理由

かゆくなるのは我慢、放置しても大丈夫?

まあでも「かゆい」だけでしょ?放っておいてもよくない?

と放置していた場合はどうなるか?

体の皮膚は比較的ぶ厚いのでどうにもならなないかもしれませんが、皮膚が薄い顔は要注意です。

かゆみがあるということは、神経細胞が免疫症状を出しているということです。つまり細胞にダメージがいくよ!という警告です。警告というかもうダメージが出ているかもしれません。

肌に炎症が起きているということはどういうことか?分かりやすいのはニキビです。

ニキビは毛穴に起きる炎症で、それが悪化するとどうなるでしょうか?その部分の肌細胞がダメージを受けて跡が残らないでしょうか?ニキビにより細胞が炎症してコラーゲン組織が破壊、そこが陥没したような状態になり、美容外科でもないと治せないような痕跡が残ります。

しかしかゆい、という症状は毛穴にだけ起こるものではありません。肌細胞のどこかで起きている症状です。ニキビは目に見えてヤバイというのが分かりますが、かゆみというのは隠れてダメージを進行させます。特にかゆいという症状を日常的に簡単にとらえてしまいやすいため、特に問題に考えずに放置しがちな症状です。

ただこのようにニキビと同じ症状と考えれば怖くないでしょうか?

また、かゆいと思わず皮膚を引っ掻いてしまいます。いくら普段、洗顔などで皮膚をこすらないように気をつけていても、寝ている間に無意識に顔をかいてしまうこともあります。アトピーの人がかきむしってしまい肌がボロボロになるのは、無意識にかいてしまっているのも理由の一つです。

裏返せば、保湿がしっかりできているということは、それだけ肌の炎症、ダメージを防ぐことができる、つまりは美肌になれるということです。