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コラーゲンで保湿は乾燥肌に有効か?

保湿力は高いがイメージ通りの効果はほとんどない

コラーゲンは使い方、目的を限定すれば保湿対策として乾燥肌に有効です。

しかし、必ずしも乾燥肌対策に必要な保湿成分ではありません。あればあったでO.K.ですが、絶対に必要なものではありません。

コラーゲンの魅力はヒアルロン酸と同じく大量の水分を蓄える保湿力です。さらに肌の張りに関わることから、化粧品として使うことで美肌効果も得られるイメージがあります。

ただそれらはイメージ、肌の手触りだけにとどまる話で、乾燥肌症状の緩和にコラーゲンは必須ではなく、有効な使い方は限られることになります。

主に肌からの水分蒸発を防ぐ目的で使うのが正しいコラーゲン保湿の活かし方です。

勘違いしやすいコラーゲン保湿の本当の効果

コラーゲン保湿の役割は2つ。美肌効果はない

コラーゲンは化粧品で直接増やすことができません。なので、肌にコラーゲンを届けて増やす、それにより保湿するということはできません。

コラーゲンが乾燥肌に有効な作用をもたらすのは、肌表面で働く保湿効果と、角質層内部に浸透して水分を増やす保湿効果の2つです。

コラーゲンの保水力を活かして、肌水分の蒸発を抑えることができる

コラーゲンはナノコラーゲンなど分子が小さく加工されていないと、肌に塗りこんでも入っていかず、肌表面にとどまって残ります。

コラーゲンは非常に多くの水分を吸収して蓄える力があります。この特性を活かし、肌表面に水分のバリアを張ることができます。

これにより、肌内部からの水分蒸発を防ぐことができます。これがコラーゲンによる保湿効果1つ目です。

ナノコラーゲンなら肌水分を増やすことができる

もう一つの効果は、ナノコラーゲンとして分子が小さくなっているタイプによる、肌内部への水分運搬機能です。

分子を細かくしたナノコラーゲンは角質層に浸透しやすくなります。コラーゲンは分子サイズが小さくなっても水分を蓄える力が残るため、肌の奥に水分を一緒に連れていくことができます。

これにより、通常は肌角質層に入っていかない水分を浸透させることができるようになります。

ただ肌水分が一時的に上がるだけで特に乾燥肌対策として効果的なわけではありません。乾燥肌症状は水分不足ではなく、水分を保持できる機能(セラミド等)の不足であり、体内にいくらでも水分があることから乾燥肌に必須の機能とは言えません。

コラーゲン保湿を有効に使うためのポイントと注意

水分蒸発を防ぐクリーム・ジェル代わりに

分子サイズが大きいコラーゲンを保湿対策として使用するのなら、ワセリンの代わりに使うつもりで使ってください。

ただ、コラーゲンは物質であるため、水分が抜けると消滅するわけではありません。肌表面に塗って保湿効果を発揮しますが、時間が経過してコラーゲンから水分が抜けていくと、今度はコラーゲン自身が水分を求めるようになります。

その際のコラーゲンの吸水力は非常に高く、肌内部の水分を引き寄せて奪ってしまうと考えられています。

化粧品程度では目立った逆効果は起きにくいですが、コラーゲン化粧品をずっと肌につけたまま放置するとこのような作用が起こりかねないため、夜寝る前の塗布に留め、朝は洗顔で洗い落とすほうがいいでしょう。

肌のみずみずしい感覚を高めるのに有効

分子サイズが小さいコラーゲンの保湿対策は、主に化粧水に配合されているものが有効です。

これにより、なかなか浸透しにくい化粧水の水分が肌内部に浸透しやすくなります。

ただ、通常より肌に水分が入る分、それが元で肌が刺激を感じることがあります。化粧水にはコラーゲン以外にも様々な成分があるため、逆に余計な成分が肌に神道して刺激となる可能性があるためです。

肌水分量が足りないのは、水分を蓄える機能(セラミド等)が不足しているかどうかなので、純粋に水分不足になるわけではありません。なのでナノコラーゲンによる保湿は必ずしも必須とは言いがたいのですが、肌の水分量がぐんと上がるため、肌の感じが気持ち良いというメリットがあります。

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