1. トップページ
  2. 化粧品
  3. 化粧水の乾燥肌改善効果

化粧水の乾燥肌改善効果

  • 化粧水で乾燥肌は治る?
  • 化粧水はどんなのを使えばいい?
  • どうやって付けるのが一番効果的?
  • しみるけど使わないとダメ?
  • サラッとしたのとトロッとしたのはどっちが乾燥肌にいい?

化粧水で乾燥肌は治る?

化粧水は保湿ケアで欠かせないものではないでしょうか?

でも実のところ、化粧水はあってもなくても構いません。えっ!?と思われる人も多いでしょうが、これは皮膚の構造や保湿成分についてある程度の知識があれば自然にこの結論に到達します。

なので、化粧水だけで乾燥肌が治るというのはあまり期待しないほうがいいでしょう。もちろん化粧水だけで改善する乾燥状態もありますが、比較的軽い状態のものだけでしょう。

というのは、化粧水というのはその大半が水分で構成されているからです。そして水分が主体ということは、肌で潤いをキープする保湿成分を一緒に配合しづらいため、肌の保湿力を上げるということが困難になるからです。

肌の保湿成分の約80%は角質細胞間に満ちた細胞間脂質(セラミド等)です。このセラミドは脂質性質があるため、化粧水のようにサラッとしたテクスチャーのものには含有しづらく、その量が少なくなります。水に油が混ざらない理屈です。

となると、乳化させて水に溶かして配合する必要があります。なので化粧水のようにサラサラしたものは肌に保湿成分を届けるには向いていない、つまり乾燥肌改善にはこれ単独では不向きだと言えるのです。

しかし肌に水分が不足しているのだからこそ、化粧水で肌に水分を与えるべきでは?とも思えるでしょう。

でも肌に浸透させた水分はそっくりそのまま肌の水分になるわけじゃありません。乾燥肌の肌は水分不足なのではなく、水分を留める保湿成分が不足しているだけなので、実際のところ水分が足りないから外から補給しようということは不要なのです。保湿成分さえ肌角質層に留めれば、体内からにじみ出る水分が集まるので十分保湿されます。

だから保湿成分を肌に増やすのと同時に水分を届ければ、その水分はある程度保持され活用されると考えられています。しかし、それでも化粧水がなくてはならない不可欠なものではなく、なくても乾燥肌改善に支障はないのが事実です。

化粧水はどんなのを使えばいい?

では化粧水っていらない?何か活用法は?ということですが、保湿効果よりも肌の水々しさを体感するという気持ち的な面も見逃せません。

保湿ケアは続けることが大事です。化粧水を使わないと潤っている感じがあまりないので、気持ち的に満足できずに途中で違う保湿化粧品に切り替えたり、ケア方法を変えたりしてしまいがちです。

それだと保湿効果が出てこないだけでなく、肌への負担も増えるので好ましくありません。使って気持ちいい、潤っている感じが味わえるのなら、それは化粧水に保湿効果があると言っても差し支えないでしょう。

ただ勘違いしてはいけないのは、コラーゲンやヒアルロン酸配合化粧水の肌触りです。こういった化粧水を付けるととても肌がウルウルな感じになりますが、それは肌表面に一時的に水分量の多い膜ができているだけです。肌の保湿機能が改善されたわけではないので、その感触ばかり追い求めても何も乾燥肌症状が改善しません。あくまで質感だということを忘れないように。

またシミやシワに効く、毛穴を引き締めるなどと人気のビタミンC誘導体を肌に取り入れるのに化粧水は向いています。

ビタミンC誘導体にはいくつも種類があり、油溶性と水溶性に分かれますが、水溶性のビタミンC誘導体は化粧水に安定して入るため、ビタミンCの美肌効果を肌に確実に届けることができます。

水溶性で安定度が高いビタミンC誘導体は、リン酸アスコルビルマグネシウム、アスコルビルリン酸ナトリウム、アスコルビルグルコシドなどです。ビタミンC誘導体入り化粧水選びの参考にしてみてください。

どうやって付けるのが一番効果的?

化粧水はコットンでパッティングするとより角質に浸透するとされています。

実際にそのような実験結果もあるようですが、パッティングするとより水分が入っていくのではなく、手で付けるより顔に満遍なく付けられる、その結果、肌の水分量が多くなるというものです。

むしろ、パッティングすることにより無駄に角質を傷める、剥がすことになるため長い目で見れば逆効果です。

そもそも、化粧水は乾燥肌改善に必須ではないので、コットンパッティングのメリットはあまりなく、むしろ余計に肌を刺激するデメリットのほうが大きく目立ちます。

パッティングしたほうが「いいことをした」という気分になりやすいのも、この付け方が人気な理由でしょう。しかし肌の構造を考えた場合、メリットよりデメリットのほうが大きいのでオススメできません。普通に手で当てるだけで十分です。

化粧水が手に吸い込まれて減るなんてことはありません。同じ皮膚なのですし、それならコットンに染み込んでいる分が全部顔に移るの?という点でも矛盾していますね。

しみるけど使わないとダメ?

化粧水がしみるから他のブランドにしよう、という話をよく聞きますが、それなら使わないのが一番です。

ここで何度も書いていますが、保湿ケアに化粧水は必須ではありません。無理して使う必要はありません。なのでしみるならやめるべきです。

化粧水がしみるという場合、化粧水に含まれる成分がしみているのか、単純に水分でしみているのかは分かりません。

特に皮むけしている、肌質が敏感肌といった場合、ただの水でさえしみることがよくあります。つまり水というのは刺激物だということです。

保湿ケアに化粧水!というイメージが強いため、自分の肌に合う化粧水を探し求める女性はとても多いです。いわゆる化粧品ジプシーになってしまうのですが、その中心が化粧水探しにあるようです。でも、化粧水は使わなくてもいいのですから、それ抜きで肌に合うものを選べばO.K.です。

洗顔剤と保湿クリーム等(美容液や乳液など)があれば乾燥肌症状の改善には十分です。

サラッとしたのとトロッとしたのはどっちが乾燥肌にいい?

化粧水にはサラッと系とトロッと系のテクスチャーに分かれ、各ブランド、ラインによって様々な使い心地があります。

どの化粧水が効果的かというと、これは効果というより肌質や目的に応じて選ぶべきです。

化粧水だけでケアしたいのなら、水分蒸発を抑える機能が欲しいため、ヒアルロン酸やコラーゲン、などがたっぷり入ったとろみのある化粧水がいいでしょう。

逆に、化粧水後にクリームや美容液、乳液で仕上げるならあまりとろみの強いものは向きません。それらが作った皮膜がクリーム等の保湿成分が浸透するのを邪魔してしまいます。また毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビや肌荒れの元となります。

夜の保湿ケアとして使うなら肌表面に質感が残るようなものは避け、肌に入っていくようなタイプのものが薦められます。

化粧水に水分浸透効果以外の、肌への保湿成分補給を願うなら基本的にややとろみがあるタイプとなります。そういったタイプには細胞間脂質(セラミド等)の機能を果たす保湿成分が入っており、それらは脂質性質があり油分量が増えるためです。

この手のタイプであれば、肌表面に皮膜を作ることはないため、その後のクリーム等の邪魔をすることはありませんが、それでもあまりに濃すぎるものは保湿ケアの中間としては向かないでしょう。