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乾燥肌原因No.1は洗顔のしすぎ・やり過ぎ

  • なぜ乾燥で乾燥するの?
  • 今までと洗い方が変わっていないのになぜ乾燥しだすの?
  • 乾燥しない洗い方は?
  • 乾燥肌を改善する水・ぬるま湯洗顔のコツ

なぜ乾燥で乾燥するの?

洗顔は必要なことです。酸化した皮脂汚れや化粧成分を落とすことで、夜寝ている間の肌細胞の生まれ変わりを迎えることができます。この肌の生まれ変わりのときに肌に保湿成分が染み出してきます。

とっころが、洗顔は汚れと一緒に保湿成分も落としてしまいます。

なぜかというと、肌の角質層にある重要な保湿成分「細胞間脂質(つまりセラミドのこと)」は脂質というだけに油分だからです。皮脂も油分。メイク成分も基本的に油分です。つまり洗顔剤の洗浄力によりこのセラミドも一緒に落とされてしまいます。

しかし、洗顔剤の強さ、洗顔にかける時間が普通なら、減少した保湿成分は夜に回復します。

洗顔をし過ぎたり、きつい洗顔剤を使うと肌が突っ張ると思います。それはセラミドなどの細胞間脂質が減りすぎてしまい、肌から油分と水分が抜けすぎてしまったためです。

しかし突っ張らなかったら大丈夫ということではありません。突っ張っていなくてもセラミドが抜けすぎていることがあります。また洗顔剤に含まれる保湿成分に騙されてしまい、本当は突っ張っるほどセラミドを失っていることに気づいていないケースもあります。

洗顔というのは汚れも保湿成分も一緒に落としてしまうということを覚えておいてください。保湿成分までガッツリ落としているということは、肌の内部にまで洗顔が行き届いてしまっているということ。メイク成分も皮脂汚れも肌表面の汚れです。いかに洗顔が乾燥を招いているか分かると思います。

今までと洗い方が変わっていないのになぜ乾燥しだすの?

多くの女性は10代の内からメイクを覚えます。もっと綺麗になりたいという思いからスキンケアにも関心を持ちます。

至るところで洗顔が大事だと聞かされます。でも洗顔の効果とマイナス面をちゃんと理解している人が少なく、最初から洗顔をしすぎている女性が多くなります。

若いうちはそれで問題ありません。成長ホルモンの分泌量も多く、多少保湿成分が不足しても寝ればすぐに戻ります。皮脂量も多いためしっかり洗顔して十分なように感じます。

ところが、20代を超えると一気に成長ホルモンの分泌量は低下。社会人や主婦などになり環境が大幅に変化。これまでと違うストレスによりホルモンバランスも乱れがちになり、肌の再生能力はガクンと落ちます。

でも洗顔の仕方はそのまま。

セラミド流出量 < セラミド生産量

だったのが、年齢や周りの環境変化により、

セラミド流出量 > セラミド生産量

とある日逆転してしまいます。女世代だと大体20代半ばから30代前半など。このタイミングで突然乾燥肌体質になったと感じます。

なんで?と最近使い出したメイク化粧品や、食べたものなど疑って改善しても乾燥症状は治りません。ずっとやっている洗顔が原因なのですから、使っているスキンケア化粧品うんぬんでもありません。もし洗浄力がきつい洗顔剤を使っていて、それを優しい物に変えたら乾燥が軽くなることはあるでしょう。

しかし、多くの女性は洗顔の見直しではなく、どうやったら保湿できるだろうか?と様々な保湿方法にこだわってしまいます。

確かに保湿方法でカバーできるのですが、洗顔のやり過ぎが続く限り、元の潤いのある肌に戻すことは不可能です。

洗顔にかける時間の見極め方は?

ここまで洗えばO.K.というサインは分かりません。人により皮脂分泌量も違えば、ホコリにまみれる量も違います。お化粧の濃さも違うし、メイク成分の落としにくさも違うでしょう。だからこれくらい!という基準はありません。

ただ言えることは、男性は洗顔で乾燥肌になるケースがほとんどありません。スキンケアに関心がないせいもありますが、洗顔に時間をかけないからです。

そもそも男性の方が皮脂量が多くベタベタしていて、洗顔剤も女性向けに比べるときついものがドラッグストアに売られています。それに洗い方も雑で肌をこすっています。でも乾燥肌に悩む人は女性より遥かに少ないです。

これは皮脂量が多いからではありません。皮脂量は乾燥肌をそこまで左右しません。結局は洗顔にかける時間、丁寧さです。

まず朝は水かぬるま湯洗顔にしましょう。

夜に洗顔剤で洗っているなら朝に洗顔剤は不要です。夜寝ている間は生理機能が低下し、皮脂分泌量が減少、部屋の中なので外のように有害な物質、ホコリもつきにくく、ベタッとしにくいためです。

こういった汚れは水、ぬるま湯でちゃんと落ちます。落ちない、それじゃ汚れが肌に残って肌に悪い!と思い込んでいる人が多いですが、ちゃんと実験でこれは証明されています。思春期や夏場でエアコンなしで寝ているなど特殊な例を除けば、朝に洗顔剤は不要です。

これだけでも乾燥肌が一気に改善する人が出てきます。それくらい、多くの人は余計な洗顔をしすぎているのです。

たまに朝に洗顔剤を使わないと角質が落ちないからダメ!という人もいますが、夜10時に洗顔して、朝7時にまた洗顔して角質を落とすほど、この9時間ほどで角質が溜まるでしょうか?

夜に洗顔して古い角質が落ちることで、新しい肌細胞が代わりに生まれるスイッチが入ります。そして睡眠中に生まれ変わります。角質を落とすのはこの夜の生まれ変わりのためなので、朝から活動するために洗顔剤成分を使ってまで角質を落とす必要はありません。

つまり洗顔剤を使った洗顔は1日1回でいいです。

洗顔剤は使うのが基本。ただ、皮脂が少なく常にガサガサな人は、洗顔剤に含まれる油性成分と界面活性剤によってまで落とすべき汚れがほとんどありません。

ぬるま湯には優しい脱脂能力があるので、この力で十分落ちます。

皮脂が多い人、混合肌やインナードライ肌などの人は、乾燥肌向けのソフトな洗顔剤を使う、また、皮脂の多い部分と少ない部分に差があるなら、少ない部分には洗顔剤をつけない、また洗顔の最後にさっと人なでするだけにしてください。

洗顔剤は水・ぬるま湯で落ちない汚れを落とすためのものです。水・ぬるま湯で落ちる汚れの部分に洗顔剤を使うということは、それは肌にいいことではなくて、もはや保湿成分を少なくする効果しかないと思ってください。

肌表面の汚れを落とすのが洗顔の役割。角質層奥の細胞間脂質を落としてはやり過ぎです。

乾燥肌を改善する水・ぬるま湯洗顔のコツ

ただ水・ぬるま湯洗顔にはコツがあります。

手を器のようにして水・ぬるま湯をすくい、それを顔に当ててください。お皿に水を入れて、オリーブオイルなどを指に付けて水に触れてみてください。指のオリーブオイルが水に広がっていくのが分かります。あのイメージです。だからこすってはいけません。手にすくった水・ぬるま湯に、皮脂汚れを移し取るのが正しい水・ぬるま湯洗顔のやり方です。

水・ぬるま湯洗顔でも乾燥肌が良くならないというのは、水と脂との特性を理解していないからです。

このような洗い方で、顔のパーツパーツから皮脂汚れを落としていきます。最後にさっと水を当て流す感じで、なるべくこすらないように顔全体に水をかけ終了。これで皮脂汚れもホコリ汚れもちゃんと落ちます。

皮脂が多い部分は洗顔剤を使ったほうが肌にとってはいいでしょう。酸化した皮脂が残ると肌への刺激物となるからです。また後に付ける保湿化粧品の油分と合わさり、毛穴に皮脂が堆積してニキビを増やす恐れもあります。

洗顔剤も水・ぬるま湯洗顔のコツと同じで、洗顔成分の泡に皮脂汚れを移すイメージで洗うこと。このイメージをするだけで正しい肌に優しい洗顔ができます。

汚れが移っている(実際には分解)イメージをすると、こすったり、無駄に時間をかけることが意味のないことに自然に気づきます。
多くの女性は泡洗顔だとか、潤い成分のある洗顔剤だとかに惹かれがちですが、本当に大事なのは洗顔の意味、汚れを取るイメージをちゃんと頭に描けるかどうかです。

これができていないと、どんなに肌に優しい洗顔剤であっても、保湿成分が多く含まれた洗顔剤であっても、洗顔剤が不要な部位に付けたり、過度に時間をかけたりするので効果がイマイチとなります。

突然なった乾燥肌体質。洗顔の本当のやり方を知れば、保湿化粧品を買い替えなくても済んだり、むしろ保湿化粧品がなくても乾燥を感じなくなるようになります。