1. トップページ
  2. 原因
  3. ピーリングで乾燥肌が進行する?

ピーリングで乾燥肌が進行する?

  • ピーリングは肌に悪いの?ゴワゴワ乾燥肌を治すんじゃないの?
  • ピーリングしたほうがいい人は?
  • ピーリングの間隔はどれくらい空ければいいの?
  • 美容外科で毎月いけばお肌は乾燥しない?

ピーリングは肌に悪いの?ゴワゴワ乾燥肌を治すんじゃないの?

ピーリングは肌にいいという面もあれば、悪い面もあります。結局、いいとも言えるし、悪いとも言えるということです。やり方しだい、加減次第でどっちにも転ぶと感がてください。

いい効果

いい効果というのは、古く硬くなった角質を除去できるため、見た目では肌が明らかに明るくなりくすみが取れます。また、停滞していた角質が除去されたことが表皮奥の基底層に伝わり、新しい肌細胞の生産・成長を促すことができます。新しい肌細胞を生み出すには、古い角質細胞が剥がれることが条件になっています。無くなったら新しいの出すよ、という伝達が肌でされています。

これにより、肌のターンオーバーが順調に進み、セラミドが生成されてみずみずしい肌細胞が増えます。これにより乾燥が改善、肌のキメの細かさも整ってくることが期待できます。

悪い効果

逆に悪い面は、肌を必要以上に薄くしてしまうことです。ピーリングは洗顔では落ちない厚さの角質も溶かして落としてしまいます。

顔の皮膚は全体が同じ厚みではありません。正確に言うと角質層の厚さなのですが、均一な厚みではないため、そんなに厚くないところにも同じようにピーリング剤が角質を溶かしてしまいます。

肌の角質は溜まり過ぎると硬くくすみ乾燥する原因となりますが、薄くなりすぎると敏感肌症状が出てきます。角質層には細胞間脂質(セラミド等)が充満しており、これにより肌の水分量が維持されています。ピーリングで角質層を必要以上に薄くしてしまうということは、保湿の要である細胞間脂質を自ら少なくしてしまうことになります。

これは単純に乾燥症状を生み出すだけでなく、肌のバリア機能を壊す事にもなります。肌に刺激を感じやすい、荒れやすいという人は、このバリア機能が低下しており、そういった人の肌は角質層に細胞間脂質が十分にない状態になっています。

本来、角質細胞というのは役目を終えきってから、次の肌細胞が生まれるのに十分な準備ができてから自然に剥がれるのが通常の状態です。つまり、ピーリングはこのサイクルを待たずに角質を剥がしてしまい、未熟で弱い、乾燥しやすい、刺激を受けやすい肌にしてしまう一面もあるということです。

ピーリングしたほうがいい人は?

ピーリングしたほうが良い人は…というより、ピーリングは絶対に必要なケアではないことを覚えておきましょう。

適切に洗顔と保湿、そして十分な睡眠ができていれば、そうそう角質が溜まる角質肥厚にはなりません。そしてそのようなケア方法のほうが、ピーリングによる部分的に皮膚が薄くなってトラブルを起こすこともありません。

ピーリングが効果をより発揮するのは、保湿ケア不足で溜まってしまた角質を除去し、いち早く保湿スキンケア効果を発揮させるときなど、スキンケアの見直し時初期。

また、生活習慣の乱れや年齢原因などで、適切な保湿ケアをしてもどうしてもターンオーバー周期が遅く、毎月角質がゴワついてきてしまうような人。このような人は程々になら定期的にピーリングすることで、肌が剥がしきれない角質を落として保湿ケア効果を高めることができます。

ただピーリング剤を必要以上に長時間肌に付着させないこと。私の肌はかなりゴワゴワしているから、目安時間の倍やったほうが肌が綺麗になるかも!と自己流で時間を伸ばしてはいけません。

ピーリングは一回で完全に綺麗にするものと思っている人も多いですが、それは美容外科などかなり専門的な場所でないと危険です。美容外科の場合は、患者さんの皮膚状態を見極めて濃度調整し、ピーリング後の回復処置を適切に行なっているからできることです。

家庭用のマイルドなピーリング剤であっても、時間をかければ濃度が濃いものと変わらないことになります。そもそもピーリングなしでも肌は綺麗に潤いを保てるのですから、あくまで補助という感覚で使うように、ピーリングに全てを委ねないようにしましょう。

ピーリングの間隔はどれくらい空ければいいの?

ピーリングは週に2,3回ということを推奨しているところもあるようですが、それはもうやり過ぎです。一週間に一度というのも多く見かけますが、これもやり過ぎなくらいです。

繰り返しますが、適切な洗顔と保湿ができていれば、むしろ、肌がしっかりと作られる人なら洗顔だけしていればピーリングなんて不要です。乾燥知らずでキメが細かい肌をずっとキープできます。それくらいピーリングというのは肌にとって異常な作業だと認識してください。

なので、先ほど書いたような、適切な保湿スキンケアをしていても角質が溜まってしまうような人以外は、ピーリングは定期的にやるものという考えも捨てるべきです。いざこのゴワゴワ乾燥肌を改善するぞ!という初期のときに使うだけで十分です。

肌は1ヶ月で生まれ変わりますが、その半分の2週間で肌の変化が出てくるので、それを見ながらという意味で2週間に1回くらいがちょうどいいでしょう。この間隔なら、ピーリングにより肌が負けるリスクを大幅に減らせ、ピーリングによる肌質改善効果をよりいいものとして受け取ることができます。

美容外科で毎月やればお肌は乾燥しない?

美容外科というのは、正しく使えば、というより正しい美容外科を見つければ積極的に美肌を目指す人には効果的です。

ただこれも、美容外科なんて一生に一度も利用しない人のほうが多く、その中で美肌を保っている女性が多いことを考えると別に必要はないということことも言えます。美容外科に毎月行っていても、普段の行いが悪ければあまり意味がありません。

美容外科というと敷居が高い、注射やレーザーなどが怖いという印象もありますが、そんな中でお手軽、かつ肌が生まれ変わってみずみずしくなると人気なのがピーリングです。そして同時に、トラブル事例が多いのもこれです。

どこかで見たことがないでしょうか?肌が真っ赤に腫れて赤い斑点が散らばっている顔写真を。あれはピーリングのトラブルの典型例です。

美容外科の場合、市販されているピーリング剤より遥かに濃度が濃くてその効果はテキメンです。本来医師がその人の肌の調子、や厚さなどの様子を診断して適切に濃度、時間を調整して行いますが、どうしても絶対にトラブルがないとも言えません。

しかし毎月や二ヶ月に1回は美容外科でピーリングをして乾燥知らずの美肌という女性もいます。このような人は、適切な処置をしてもらっているのは当然、そもそも肌のターンオーバーがしっかりしている人です。このような人は肌を作る力が強いため、ピーリングにより新しい肌が確実に生まれ育っているため美肌効果があるということです。

逆に肌を作る力が弱い人が、美肌になれる、乾燥ゴワゴワから開放されるとピーリングに通い詰めると、だんだんと角質層の薄い部分ができてきてそこから荒れだす、痛みを感じだすということに発展します。そもそもそのような状態になるとピーリング処置の間隔を空けましょうという提案がされるはずです。

ピーリングにより確かに肌の生まれ変わりスイッチが入りますが、肌細胞が綺麗に順調に育つための必須条件が保湿です。そして十分な睡眠、アミノ酸などの栄養が不可欠です。

ピーリングはあくまでスイッチの役割。これだけで肌が誰でも綺麗になる、潤いのある肌になるとは言い切れないことを覚えておきましょう。