1. トップページ
  2. 原因
  3. 大人ニキビは100%乾燥肌が原因

大人ニキビは100%乾燥肌が原因

大人ニキビは乾燥で肌が硬くなって発症する

皮脂が悪いと思ったら最後。大人ニキビは悪化する

思春期と違い大人ニキビは跡に残りやすい

皮脂を気にして化粧水だけ使うと逆効果

大人ニキビは乾燥で肌が硬くなって発症する

大人ニキビと思春期ニキビは原因こそ違えどメカニズムは同じです。ニキビ発生に至るまでの過程に違いがあります。ニキビが出来てしまった状態から過程を巻き戻して見ていきましょう。

まずニキビは毛穴の炎症ですが、その最終原因は皮脂が毛穴に詰まってしまい、大量の餌を与えられたアクネ菌の活動が活発になることで起きます。

つまり皮脂が毛穴に詰まる、というのが次の問題です。

ここで大人ニキビと思春期ニキビの違いが出ます。

思春期ニキビはホルモン分泌が活発なせいで大量の皮脂が分泌され、その量の多さに毛穴というスポットから溢れてしまい、常に毛穴内部が皮脂で満たされてしまうことによる詰まりです。

逆に大人ニキビというのは、皮脂量は変わっておらず、毛穴が狭く、柔軟性がなくなってしまうことで皮脂が詰まってしまいます。

本来毛穴というのは皮脂を適切に管理する機能もあり、余分な皮脂は追い出すことができますが、そのために必要なのは肌の柔らかさです。肌が硬いと毛穴の収縮がうまくいかず、皮脂を追い出せずに溜め込んでしまいます。

この肌の硬さに繋がるのが乾燥です。つまり大人ニキビというのは乾燥により毛穴が狭く、硬くなってしまって起こる、毛穴皮脂つまりによる炎症ということになります。

皮脂が悪いと思ったら最後。大人ニキビは悪化する

このように大人ニキビで悪いのは肌の硬さであって皮脂ではありません。確かに皮脂がアクネ菌の暴走の引き金となりますが、その皮脂も肌で大切な機能があるので不必要なものではありません。

しかし皮脂を取ればいいという昔の考えのもとにニキビケアを始めると、皮脂を取ることに執着してしまい、同時に油分性質の保湿成分「細胞間脂質(主にセラミド)」を落としてしまうことになります。

細胞間脂質は肌水分量の大半を確保する一番大事な保湿成分です。皮脂を悪者と考えてしまうと、余計に大人ニキビの原因である乾燥を悪化させることになります。

皮脂が悪いんだ!と考えてしまった瞬間、肌が真っ赤でボロボロになるのが一気に近づきます。

思春期と違い大人ニキビは跡に残りやすい

10代の思春期のときにニキビに悩まされて、また20代以降になって悩まされる人も多いでしょう。

そんな人で注意が必要なのは、ニキビ跡は昔より遥かに残りやすくなっているということです。若い時のニキビは跡が残らなかった、もしくは残っても今は消えているというのは、20代以降は期待してはいけません。

ニキビ跡というのは、比較的取れやすいものと取れにくいものがあります。

取れやすいニキビ跡はまだまし

前者は主に肌の表面に残った色素沈着で、肌のターンオーバーでシミと同じ様に自然に取れていくものです。

しかし20代に入ると10代のときのような肌の回復力はなくなります。一般的には20代はまだ若者ですが、肌機能だけで言うともう老化が始まっているのです。

さらに就職して仕事に就いたり結婚したりと生活習慣、食習慣が大きく変化します。その影響でホルモンバランスも乱れがち。どれもターンオーバーに影響を与えるため、残ったニキビ跡の追い出しも遅れ、場所によっては停滞して出てこなくなります。

取れにくいニキビ跡は20代以降は厳しい

取れにくいニキビ跡はもっと厄介です。

取れにくいニキビ跡は真皮層にできてしまったものです。毛穴は真皮層まで到達しているため、毛穴奥の炎症がコラーゲンやエラスチンといった肌のハリを支える部分を破壊することがあります。

この部分が破壊されると、怪我したときに段々と肌が治っていくように、自然にこれらを生み出す線維芽細胞が活性化して修復を始めます。

老化して肌が汚くなっていく、怪我の治りが悪くなるのはこの線維芽細胞の働きが鈍くなるからなので、年齢がいけばいくほど真皮層にできたニキビ跡は治りづらくなります。

10代のときは線維芽細胞の働きはとても活発ですが、先ほど書いたように20代に入ると環境変化も手伝って人によってはガクンと線維芽細胞の働きが鈍ります。

そうなるとできてしまったニキビ跡はほとんど修復されないままになり、いつまでも跡が残ったり、細胞の潰れ具合によってはクレーターとなってくぼみができて目立ってしまいます。

まだ20代と思って油断しないこと。たかがニキビですが、毛穴は真皮層まで届いています。大人ニキビは1つできただけで大後悔するほどの跡を残す可能性を覚えておいてください。

皮脂を気にして化粧水だけ使うと逆効果

大人ニキビは乾燥による毛穴、肌の非柔軟化が原因なのですから、皮脂を減らすのは対策になりません。皮脂も一定量必要なのですから、意識的に取りまくると弊害が出ます。

だから油分の多い美容液や乳液、クリームは使ってはダメと化粧水だけで保湿ケアするのは間違いです。化粧水は肌の清涼感を高めるためのもので、実は保湿という意味ではほとんど効果がありません。むしろ水を肌に付ける機会を増やすだけで、余計に乾燥させてしまいます。

化粧水自体が悪いのではなく、単体で使うのはやめましょうということです。でもやっぱり美容液や乳液、クリームは油分が多くて不安という人も多いでしょう。

もし本当に皮脂量が多いのならクリームはテカリもひどくなるので避けたほうがいいでしょう。それでも美容液は使ったほうがいいです。

この場合の美容液というのはアンチエイジングの美容液ではなくて保湿美容液です。そして選ぶべきなのはセラミド保湿美容液です。セラミド自体が脂質性があるので油分性を持った化粧品に多く含めることができます。美容液なら全体の油分も低くて皮脂量が多少多くても影響が出にくくなります。

大人ニキビは保湿が最大の改善方法なので、セラミドを効率よく気持よく補える美容液を検討してみてください。