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シートパックは乾燥肌をひどくする可能性あり

シートパックの保湿効果はほとんど幻!?

乾燥肌に保湿成分、水分がぐんぐん浸透するイメージがあるシートパック。

しかし、シートの特性、含まれる保湿成分の特性を考えると、あれ?それって乾燥肌を助長してない?ということに気づきます。

乾燥肌を治すのにパックは必須ではありません。もしやるのなら、シートではない肌に伸ばして固まるタイプのほうがいいでしょう。ただそれも肌への負担を考えると決してプラスとは言い切れません。

結局、乾燥肌を改善するのに必要なのは角質層の水分量維持。それが安定的に、かつ使い方に気をつけなくて効果を発揮するのはセラミドしかありません。

シートパックの保湿成分が乾燥肌を助長させる可能性

シートパックの保湿感は勘違いしているだけ

シートパックは確かにお肌がウルウルになったように感じます。

ただそれはどうやって確認していますか?手で触って確認していないでしょうか?

肌が乾燥しているかどうかは手で触って分かるものではありません。

特にシートパックをすると肌表面に一時的に大量の水分と保湿成分が残るため、誰でも肌がヌルヌルしたような滑らかさを感じます。

しかし、肌が乾燥しているかどうかは、角質層内の水分量の大小です。手で触ってヌルヌルするというのは、角質層の表面に水分があるというだけ。つまり乾燥肌が改善されていることにはなりません。

ヒアルロン酸、コラーゲンはシートパックで効果アップしない

特に騙されやすいのがヒアルロン酸コラーゲンといった成分。ナノ加工されていない分子サイズが大きなものは、肌表面に留まり皮膜を作ります。この皮膜は水分を大量にキャッチする特性を活かし、肌表面に潤い感をはっきりと作り出します。

シートパックをすると、普通に肌に塗ったときより、安定してたっぷりの保湿成分を肌に付着し続けられるため、シートを取り外したときにより強い潤い感を感じるだけです。

シートパックだから肌により水分、保湿成分が浸透するというわけではありません。確かに多少浸透は良くなるでしょうが、ほとんど差がないものと考えていいでしょう。

肌に残ったコラーゲン、ヒアルロン酸は悪さをするかも

そしてヒアルロン酸やコラーゲンの成分は肌に残るという点も注目です。

ヒアルロン酸やコラーゲンはそれぞれが大量に水分をキャッチする特性がありますが、どちらも物体であり物質です。

コラーゲンは食べるコラーゲンが目に見える粒子状になっているように、化粧品に含まれるコラーゲンも最終的には非常に細かい物質として肌に残ります。

実際には目に見えませんが肌にしっかり残っています。

この肌に残ったコラーゲンやヒアルロン。保湿力は高いですが、最終的には水分を蒸発させて乾きます。

では乾いたこれら成分はどうなるか?身近にある水分を吸い上げることになります。

この際に肌水分を吸い上げると考えられています。実際にはそこまで乾燥する前に、化粧水や何か保湿化粧品を塗りなおしたり、洗顔等で落ちてしまうので考えにくいのですが、潤いをもたらしてくれていた保湿成分が、時間の経過で逆効果になるということは覚えておく必要があります。

シートパックは普通より多くのヒアルロン酸、コラーゲン等を肌に残すことができます。

その後、それが乾いてしまったらどうなるのか?

シートパックを始めてからのほうが乾燥がひどくなったという人がいるのは、これが一つの原因かもしれません。

シートパックの生地特性が乾燥肌を助長させる可能性

シートパックの生地はもともとカサカサだったもの

シートの特性もポイントです。

シート。というとどういう素材でしょうか?

いわゆる布というかコットン生地みたいな硬く圧縮されたような生地のはずです。

これは非常に水分等を染み込みやすくさせる加工がされており、ここに保湿成分と水分をたっぷり浸透させてパッケージしています。

そこで考えて欲しいのですが、この潤いたっぷりのシート。もともとどんな状態だったでしょうか?

カサカサの乾いた生地ですよね。

ということは、シートから潤いと水分が抜け出せば、乾燥した状態に戻るということです。

シートパックが潤うのは最初だけ。後半は逆効果

シートパックが潤うのは、手で塗るより圧倒的に大量の水分と保湿成分を肌に乗せられるためです。

つまり、肌水分量よりシートの水分量のほうが多いというわけです。

水を床にこぼした。ティッシュを水滴に乗せた…当然、水分はティッシュに吸い込まれますよね?

水でヒタヒタに湿らせたティッシュを、乾いた通常のティッシュに乗せます…乾いたティッシュに水分が移動して濡れますよね?

これは全て肌とシートパックの関係と同じことが言えます。

どういうことかというと、シートパックの水分量が多い間は肌に水分が移ろうとします。しかし、シートパックから水分が移るのと同時に蒸発して水分量が減少していきます。

最終的に、シートが乾いてくると、今度は肌表面の水分をもう一度吸い上げ戻し、それを蒸発させていきます。

その際に、肌にあった水分も一部引き連れてシートに吸い上げて蒸発させてしまいます。

つまり、シートパックは時間をかけて使いすぎると乾燥肌を悪化させることになります。

濡れているシートだからこそ乾燥肌を悪化させる!?

乾燥肌の人はパウダー系のファンデーションを嫌いますよね?それって、パウダーが水分を吸収しちゃうというイメージのせいです。

つまりそれは乾いたシートにも同じことが言えます。決して乾いてなくて湿っていても、シートから常に水分が外に蒸発します。

確かにヒアルロン酸やコラーゲンの効果で長く水分が保持されますが永遠ではありません。

一定量シートから水分が抜けると、今度は逆に乾いたティッシュと同じ効果になります。

むしろ、乾いたティッシュよりシートパックのほうが厄介なくらいです。シートパックを通して水分が肌に付着し続けるため、シートの水分と肌の水分がくっつきやすくなり、より肌内部から水分が引っ張られやすくなるからです。

肌のバリア機能のおかげで乾いたティッシュにダイレクトに肌水分が移動することはほとんどありませんが、そこに呼び水としての水分が媒介すると移動しやすくなります。

シートパックは長く使えばいいというわけではない、かなりシートに水分が残っている状態でやめないと逆効果、ということです。

シートパックに頼らない乾燥肌改善

人型、天然型セラミドなら肌に手で当てるだけでO.K.

じゃあシートパックはやめようかな?でもじゃあどうすればいいの?

となりますが、これはもう手で普通にセラミド入り化粧品を塗っておけば十分です。

セラミドは人型か天然型であれば角質層に浸透するので、パックのような手間をかける必要はありません。

角質層に浸透し、その中でとどまって水分をキャッチするため、肌表面で乾いて逆に水分を吸い上げ蒸発させることもありません。

確かにセラミド保湿は手触りに派手さがありませんん。しかし、乾燥肌かどうかは角質層内の水分量です。これを化粧品でアンテイテキに高められるのはセラミドしかありませんし、セラミドで十分なのです。