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乾燥肌は保湿化粧品で治る?治らない?

  • 保湿化粧品を使い続ければ乾燥知らずになれる?
  • 効果的な保湿化粧品の正しい使い方
  • 保湿化粧品の効果を高める方法

保湿化粧品を使い続ければ乾燥知らずになれる?

保湿化粧品は肌に潤いを与えるので乾燥肌原因を「直接」治すイメージがあります。しかしその答えはNoです。保湿化粧品は乾燥肌を「直接」治せません。「間接的」に治すというのが正しいイメージです。

ただ、乾燥肌は薬でも治せません。乾燥肌を治す薬というのは存在しません。だからこそ、「間接的」に治すことができる保湿化粧品が必要になってくる、有効性を感じられるわけです。

保湿化粧品を正しく使うことができれば、乾燥肌原因をブロックすることができ、肌本来が持っている「乾燥原因を治そうとする機能」が正常に働くようになります。これが保湿化粧品の本当の効果です。

乾燥がかなりひどい人でも、肌は毎晩寝ている間に何とか治そうと必死になっています。それを助けるのが保湿化粧品です。つまり、保湿化粧品と自分肌がタッグを組んで乾燥を追い出すというわけ。

だから、何でもかんでも保湿成分を肌に放り込んで乾燥肌が治るわけではありません。あくまで肌自身が頑張るのを助けるのに必要なのですから、余計なことをしてはいけません。人間だって頑張ろうとしているのに過剰な応援やサッポーとは邪魔になるのと同じです。

保湿しているのに乾燥が治らないと嘆いている人の多くは、肌に保湿成分を与えている、それで効果がある、これで終わり、と肌自身の機能があることを無視して肌に丸投げしているからです。

乾燥肌を治すには、自分の肌自身の機能がベース。でも何かが足りない。それを補ってあげるのが保湿化粧品。だからただ保湿してもそれが合っていなければ乾燥は治らないし、その保湿化粧品本来の効果も引き出せないことになります。

効果的な保湿化粧品の正しい使い方

保湿化粧品の役割は、乾燥していることを感じさせないためと割り切るか、乾燥肌を治すための補助と考えるかで大きく違います。

乾燥状態を感じないようにしたいのなら、有効な保湿成分をただ肌につけておけばいいだけです。しかしそれだと、肌に余計な成分も常にたっぷり付けてしまうことになり、乾燥は感じなくなるものの、自分の肌が持つ保湿機能は一向に回復せず、他のトラブルが進行する可能性があります。

効果的で正しい保湿化粧品の使い方は、この乾燥状態を感じないようにするという目的から外れ、あくまで自分の肌の回復機能を助ける、補助するために使用することです。

なので、肌が潤っているかどうか?という点を気にしてはいけません。それはあなた自身の感覚であり、それが肌が求めている感覚と一緒とは限りません。

肌が持っている保湿回復機能は、あまりに乾燥状態がひどいと回復しきれません。どうしても肌水分が蒸発してしまい、正常な肌細胞の成長よりも、とにかく早く水分の蒸発を抑えようという行動に出ます。その結果、角質を溜めてゴワゴワさせたり、皮脂を大量に出したり、肌細胞の成長を早めてカバーしようとしたりします。それがくすみ、インナードライ、皮むけ…といった乾燥肌トラブルを引き起こします。

そこで保湿化粧品の保湿成分を使い一時的に乾燥状態を軽くさせることで、角質を溜めるといった緊急処置をさせずに、正常な肌細胞の成長を促し、保湿成分が多く含まれた健康で綺麗な肌を作る…というのが効果的で正しい保湿化粧品の使い方です。

保湿化粧品の効果を高める方法

ただいくら保湿化粧品で肌の再生能力をサポートしても、肌自身の再生能力が乏しければ乾燥状態は一向に治りません。

子どもも乾燥に悩むことがありますが、そのような場合、ワセリンなどシンプルな水分蒸発を抑えるものを軽く付けておけばすぐに治ります。これはそれだけ肌の成長力が高いからです。

しかし大人になるとストレスや食生活などの影響で肌の成長力が衰えてしまい、保湿化粧品で潤いをキープしても思ったように肌が育ちません。大人になると頑固な乾燥肌になるのはこのためです。

忙しい日々から開放され十分にぐっすり睡眠が取れると、明らかに肌の調子が良くなっているのに気づくと思います。これは睡眠中の成長ホルモンが多く出たためです。成長ホルモンは体のあらゆる部分の成長を指令する機能があり、20代に入るとどんどん量が減少、ストレスでも減ってしまう面があります。

この成長ホルモンを多く出す生活を送る、ということも乾燥肌を治すために必要なことです。睡眠は美肌に最高の方法と言われるのはこのためです。美肌に乾燥肌がいないのは当たり前ですよね。

他にもコラーゲンが肌の成長を高める指令を出す、という新しい発見も出てきています。一番の乾燥肌対策はどこまでいっても自分の体内で起きる現象です。

参照:コラーゲンを食べても肌に効果がない…は嘘だった!?

あくまで保湿化粧品は肌がちゃんと成長して自ら保湿できるようにするための補助です。どうしても肌に余計な刺激物も乗せてしまうことになるので、最終的には自力だけで、もしくは最小限の保湿化粧品のみで肌の潤いをキープできるよう目指し、いずれ脱保湿化粧品を志すつもりでケアしてください。