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乾燥肌は水・ぬるま湯洗顔だけでいいのか?

皮脂量が多い人、部位があるなら逆効果。朝は正解!

乾燥肌の人は肌の保湿成分を作り出す力が衰えているため、洗顔で保湿効果をなるべく落とさないようにする必要があります。

だから、水・ぬるま湯洗顔で洗うのが乾燥肌改善には確かに良い方法です。

しかし、それも乾燥の程度、皮脂や汚れの量の程度によってマチマチです。乾燥肌だから洗顔剤を使わないほうがいいとは限りません。

ただ確実に言えることは、朝は皮脂量にかかわらず水かぬるま湯洗顔にするべきです。洗顔剤を使うと乾燥肌はなかなか改善しないでしょう。

水・ぬるま湯洗顔の効果とやるべき人とそうでない人

洗顔剤を使うと保湿成分はかなり減少する

乾燥肌に水・ぬるま湯洗顔がいいとされる理由は、洗顔剤に含まれる界面活性剤、油性成分が、肌に必要な保湿成分を溶かして流れ出させてしまうためです。

この保湿成分は細胞間脂質と呼ばれるもので、一般的にはセラミドが一番有名であり、細胞間脂質の中心となっている保湿成分です。

セラミドは油分と水分の両性質を持っているため、皮脂や化粧メイク成分のような油分と同じく、洗顔やクレンジング成分で落ちてしまいます。

だから水やぬるま湯で洗うことで、界面活性剤等によるセラミドの流出を防ごうというのが目的です。

急に乾燥したという女性の大半は洗顔のし過ぎが原因

乾燥肌の人は、乾燥しだしたきっかけの一部に洗顔やクレンジングのしすぎがあげられます。

特に女性はお化粧を始めるため、だいたい20歳あたりを越えた年齢になると、仕事のストレスやホルモンバランスの乱れなどで肌を作り替える力が衰えてきます。

そのタイミングを迎えた時に洗顔やクレンジングをやり過ぎていると、なぜか急に乾燥してきたと感じだし、そのまま治らない乾燥肌体質へと進んでいきます。

いつもどおりのスキンケアをしてきたのに急に乾燥し始めるため、その原因に洗顔が含まれていることに気づきにくく、乾燥肌になったあともセラミドを流し続けている人が多くいます。

洗顔剤は悪くない!しかし、水・ぬるま湯で汚れは落ちることを覚えておこう

じゃあ洗顔剤を使うのをやめればいいのかというというと、これは本当に人それぞれです。

当たり前ですがお化粧しているときはさすがに水、ぬるま湯では落ちきりません。お化粧をする人は、洗顔剤を使いつつもなるべく短時間でこすらないということを徹底するしかありません。

逆にお化粧を落としたあとや、皮脂汚れがほとんどないような人なら、水・ぬるま湯洗顔で十分に肌の汚れは落ちます。

洗顔の一番の目的は、肌についた酸化した古い皮脂と、ほこりやチリ、その日役割を終えた角質(アカ)を落として次の日に備えるためです。

この目的を果たすために洗顔剤の成分は本来必要ありません。大昔の人が肌が汚かったといえばそうではなかったように、洗顔剤がなければ肌を清潔に綺麗に保てないわけじゃありません。

インナードライ肌など皮脂が多い人は洗顔剤使用が薦められる

しかしインナードライ肌や脂症、混合肌の場合、顔に多量の皮脂がついており、これだと水・ぬるま湯洗顔だと落としきれないことが増えます。

古い皮脂は酸化して過酸化脂質となり肌への刺激物となりますし、肌の常駐菌が残った皮脂を食べて炎症を起こしたり、毛穴にニキビができやすくなります。

そのため、日中に皮脂がしっかりと出ている人、または一部そのような部位があるのなら洗顔剤を使ったほうが肌にいいと言えます。

ただ、洗顔剤を使うということは保湿成分であるセラミドを多く失うことになります。おでこなどUゾーンにだけ皮脂が多い人なら、おでこにだけ洗顔剤の泡を乗せて洗い、あとは水・ぬるま湯で洗うという方法があります。

これだと、皮脂が多い部分はしっかり綺麗にできて、他の部分は集中的に洗顔剤が付かないのでセラミドを守ることができます。

直接肌に洗顔剤の泡を乗せなくても、水・ぬるま湯で洗い流すときに多少成分が他の部位にも触れるため、それだけでもある程度の皮脂汚れは落ちてくれます。

この辺りは、それぞれ個人の肌状態に合わせて、洗顔剤を少しだけ乗せるなどいろいろ工夫するとより乾燥の収まりが早くなります。

朝は洗顔剤不要。朝の汚れは水・ぬるま湯で十分に落ちる

これまで述べてきた洗顔というのは全て夜のスキンケアの話です。

夜の洗顔は一日の汚れを落とすため洗顔剤の使用が必要になることが多いですが、朝の洗顔は洗顔剤不要が基本です。

なぜなら、仮に夜10時に洗顔して、翌朝7時に起きたとして、その間は9時間です。日中はそれより長い時間過ごしますし、化粧もしたり外出もしますし、肌の生理機能も活発になるので皮脂も多く出ます。

でも夜寝ているときというのは、肌も休む時間帯のため皮脂の分泌は少なくなるだけでなく、ホコリやチリなど外部からの汚れも日中より付着しません。そのため皮脂が出ていても日中よりサラッとしており落ちやすい状態になっています。

このように、一日起きて過ごした場合と、寝て過ごした場合の顔の汚れ状態は全く違います。

朝の汚れ状態は洗顔剤を使うと、思春期など皮脂がとても過剰に出るなど一部の人を除けば、ほぼ100%の人が洗いすぎになります。

朝も洗顔剤を使ってきた人は不安になるでしょうが、脂の多い男性でも朝は洗顔剤なしで十分な人が大半なので、乾燥肌体質の女性なんかはさらに不要なことが分かるはずです。

朝の汚れは水・ぬるま湯洗顔でしっかり落とせるので、セラミドを減らさないためにも洗顔剤を使わないようにするのが乾燥肌改善の近道です。