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肌にフタをする保湿方法

肌にフタをするとは具体的にどういうこと?

乾燥肌対策でよく頻繁に聞くのが肌にフタをする、フタをしないと保湿効果が発揮されないということ。

では具体的に肌にフタをするとはどういうことなのか?

このフタというのは、名前の通りフタをイメージすればO.K.です。具体的に例を出すと風呂のフタです。

ホテルに宿泊するとエアコンで空気が乾燥するため、浴室に水を貯めておいてドアを開けておくという保湿対策が有名ですよね。あれをもし、フタを閉めておくとどうなるか?というと、それだと保湿効果がないことは想像に容易いのでは?

つまり、肌が浴槽、肌水分が浴槽内の水ということです。

浴槽(肌)に水を足したら浴槽内の水(肌水分)の量が増えます。でもフタをしなければ空気中に蒸発して減少して肌にとっては意味がなくなります。だから浴槽(肌細胞)にフタをして水分が蒸発しないようにするべきだという話です。

方法は2種類ある

肌にフタをする方法というのは2種類あります。

1つはクリームなどで肌表面に皮膜を作る方法です。ワセリンや高分子ヒアルロン酸がそれです。

先ほどの浴槽イメージで言うと、まさしく風呂のフタになります。

もう1つは細胞間脂質によりフタと同等の機能を作る方法です。セラミドがそれです。

細胞間脂質はお風呂の例で言うなら、すごく水を吸収して含む目の細かいスポンジだと思ってください。小さなスポンジをたくさん浴槽内に入れるのがセラミド保湿です。水を含んで離さないようなスポンジがたくさん浴槽内に入ると、フタがされなくても水分は蒸発しにくくなりますよね。

細胞間脂質(セラミドが中心)は大量の水分を挟み込んで逃がさない性質があり、肌表面の保湿の大半を担っています。

乾燥肌というのはこれが不足している状態のことを指します。乾燥肌ではない人が肌にフタとか意識しないように、細胞間脂質が満ちていればフタとかどうでもよくなるというわけです。

どっちの方法が優秀か?

どのみち肌から水分が逃げないようにするのがフタの役割。どちらも効果的ですがその狙いと作用には違いがあります。

クリーム等でフタをするというのは、肌に浸透させないという点で肌負担が少ないメリットがあります。ワセリンなんかは肌表面にベタッと張り付くだけで、角質層の中に浸透していくものではありません。そしてワセリン以外に何も入っていないため、肌に対して何の刺激にもなりません。

ただヒアルロン酸等に関しては、それを採用している化粧品ブランド次第です。高分子ヒアルロン酸によって肌にフタをできる機能はあっても、同時に低分子化されたヒアルロン酸、その他美容成分が含まれていると、それらは肌に浸透することになります。

本当に何も全く浸透させたくないならワセリンしか選択肢はないでしょう。化粧品はどうしても他にいろいろ含まれているものですから。